著書
新著『福祉社会学の思考』(弦書房) 2024年3月刊
安立清史(著)
福祉社会学とは何か。社会福祉学とどこが違うのか。「福祉社会学・再考」「福祉社会学の思考」「福祉社会学の課題」3部構成でこの問いに答えてみたいと思います。そして課題として「社会福祉概念の脱構築と再構築」、「介護の社会化のもたらす逆説」「社会福祉の見えない壁」「社会福祉の中にから生まれる逆機能」などを論じたうえで「君たちはどう老いるか」を考えるヒントにして「ではどうしたらいいのだ」という問いに答えようとしています。
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『福祉の起原』 (2023年、弦書房)
世界が「戦争」に巻き込まれている今、あえて「戦争と福祉」という問題を「歴史」からでなく「起原」から考えてみました。「福祉の戦争起源説」がありますが、この考えだと「戦争」と「福祉」は永遠の反復になります。そうでない「福祉」の可能性を「福祉の起原」として探究しました。それは「戦争の乗り越え」にもつながるのではないでしょうか。その鍵は意外にも「銀河鉄道の夜」と「千と千尋の神隠し」にありました。
ボランティアと有償ボランティア
無償のボランティアと有償のボランティアは矛盾しているのでしょうか。
ボランティア活動に生きがいを見つけて、長くその活動を続けたいと考える人たちにとって、「ボランティア」概念の拡大が必要だと考えるところから、本書はまとめられています。
21世紀の《想像の共同体》
ボランティアの原理 非営利の可能性
さまざまな格差(貧富、地域、年齢、性別など)に覆われた時代を乗り越えてゆくために必要なキーワードは「想像力」。本書は、グローバリズム社会のその先を生きぬくための具体的な提言を試みた画期的な一冊です。
超高齢社会の乗り越え方
日本の介護福祉は成功か失敗か
定年問題や介護福祉制度が行きづまる社会の中で、その正しい選択肢を模索し、高齢社会へのマイナス思考をプラス思考へ転じるために私たちにできることは何か。
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